IMAI式の音世界

2018年9月に筐体をリニューアルしたBASICタイプ
2018年9月に筐体をリニューアルしたBASICタイプ

IMAI式とは・・録音/音響エンジニア歴40年の今井年春が、自身の耳と手、経験・技術・知識から設計したオリジナル回路の総称です。1台の中に2台分の性能を携えた2wayラインアンプ等、プライベート工房だから製作可能となったユニークな製品も魅力です。製作前には念入りに打ちあわせをさせて頂きますので、どうぞお気軽にお問合せください。


ONLINE SHOP
もどうぞご利用ください(カード決済のみ。仕様変更は別途ご相談ください
)。


IMAI式ラインアンプ|録音から再生まで

主力製品「ラインアンプ」と「ディスクリート・オペアンプ(ゲインブロック)」を二大柱にした音響工房アナログ式(旧OLD LINE)は、お陰様で15周年を迎えました。現在、特設ページを開設しています。
 箱の内部(音)を追求し、デザインの無駄を排して極力コストを抑えた無愛想な外観」も今ではアナログ式の顔となりました。APIコンソールを始め往年のアナログ名機を揃えた録音スタジオ「オールドラインスタジオ」でのエンジニア経験の中で培った知識や知恵を生かし、インテリア性より操作性を重視、「現場で使う」ことを第一の目的とした「仕事道具」としての音響機器を追求し、それは今も続いています。ダイヤルの位置、ケースの大きさ、武骨な外観のデザインすべてには理由があります。それはすべて自身の耳と手の経験値から割り出していきました。

 特注品はをはじめ、現在までに様々なジャンルの音楽家やエンジニア、プロデューサ、放送局等のプロフェッショナルはもちろん、音を追求するオーディオ愛好家の皆様にも親しまれています。小さな既製品も併せると15年間です数百台を製作させて頂きました。


2018年夏に発売した真空管式ヘッドフォンアンプ『Eustachio HPA』を小型スピーカーとスマホに通し、ラインアンプとして使用した例です(音源『カント・オスティナート』ピアノ6台)。2018年夏号『管球王国89号』の「実験工房」でもラインアンプとして使用されています。30年前に録音されたYou tubeの音源から、生き生きとした演奏者たちの音風景が立ち現れてきます。
ハンドル付 追加料金1000円

◎ラインアンプ(真空管を小型ケースに内蔵)への仕様変更も可能です(追加料金5000円)
 使用ケース(LEAD AM-6 W200 H80 D150)


アナログ式のブランド



DELTAブランドには、2種(THE LINE AMP/DELTA BOX)のラインアンプが存在します(詳細はONLINE SHOPにて)。THE LINE AMPは全て特注のオーダー・メイド、DELTA BOXはセミ・オーダーです。特注品の価格帯は仕様によってクラス分けされています。納期もそれに比例します。
・THE  LINE AMP|当工房ラインアンプの最高峰です。ビンテージNOS(New Old Stock)、現行品ともにプレミアムクオリティのパーツをお客様のご要望に合わせて選りすぐって製作いたします。アナログ式の音の心臓部ゲインブロックについても1960-LIMまで視野に入れて製作いたします。

DELTA BOX|小型ラインアンプはDELTA製品のファーストモデルです。2012年の管球王国63号「実践ラボラトリー」での対談記事でパッシブイコライザ―DELTA PEQとコンビで登場しました。


「ラインアンプ」を国内で初めて単体で製品化。

 「IMAI式ラインアンプ」とは、当工房のオリジナルラインアンプ基板を直列多段構成にした特注製品です。最大の特徴は往年のアナログ式プロ用ミキシングコンソールをイメージし、全体は多段構成でありながら、必要に応じて各段での出力を取り出した使用が可能であることです。

 その効果は、段数が増える程に音に力が加わり、密度の高いサウンドが実現すること。1段~5段迄切替可能ですが、これは1段が5段に比べ弱いという訳ではなく、選ぶ段数によって音色が変化するということです。SWで切替えながら貴方がお好みのサウンドを選ぶことが可能です。更に各段に搭載された1960ゲインブロックのタイプを変えることでも、多彩なサウンドを得ることが可能です。段数×ゲインブロックの組み合わせによって、多彩な相乗効果が生まれます。

◎製品の詳細は ブログアナログ道場もご参照ください。

 納期・・・仕様によって異なりますが、基本3か月が目安です(応相談)。


11月4日まで特別価格(20%OFF)で製作いたします。IMAI式ラインアンプでも最もコストパフォーマンスが優れたモデルです。この機会を是非ご利用ください。
<IMAI式ラインアンプBASICモデル>

筐体をリニューアルしました。今までよりも存在感がグレードアップし、堅牢な黒(写真)とアルミシルバー(エアライン)仕上げの2種類となります。この機会をどうぞご検討ください。


【製品ラインップ】※写真をクリックするとキャプションが出ます(すべて受注製作可能です)。

主宰者よりご挨拶

音響エンジニア・今井年春
音響エンジニア・今井年春

◆録音エンジニアとして41年、自身の「仕事道具」としてマイクプリ、ラインアンプ等を作り始め、その後オリジナルの ディスクリートオペアンプ、1960ゲインブロックを使ったハンドメイド音響機器(音楽制作用)を作ってきました。
 プライベート・ブランド「OLD LINE」として製作開始した15年前から、現在も機材を愛用されている方も多く、自身の経験が活かされたことにも感謝しております。特に主力のラインアンプはオーディオ再生用に、ラインコントロールアンプ、ラインプリとして使用される方がいらっしゃることも嬉しいことです。


※受注の前に「ご注文の流れ」を必ずご覧ください。お好みのサウンドや使用目的を伺いながら丁寧なカウンセリング、お見積りをします(無料)。デジタル機器との併用ももちろん可能です。アナログ初心者でも、どうぞお気軽にご相談ください。またサウンドアートを製作する美術家への技術アドバイス、機材のリペア・改造も承っております(有料)。