写真はレトロな空色が印象的なパッシブイコライザ『DELTA BLUE』です。2012年の『管球王国63号実践ラボラトリー』「録音エンジニア設計のパッシブEQで作るアナログ的な音」に於いて、
佐藤隆一氏×私(今井年春)との試聴対談で使用した小型ラインアンプ「DELTABOX」をご愛用のお客様から、同シリーズのイコライザーをご注文頂き製作しました。ちなみに今夏の『管球王国』(89号)では真空管ヘッドフォンアンプ『Eustachio take2』が「実験工房」でラインアンプとして採用されていますが、こちらのバックナンバーもまだ入手可能のようです。
このDELTA PEQ(パッシブイコライザ)は普通のイコライザとは少し違います。例えば目盛りを含め視覚的情報を極力廃しているため、デジタルに慣れた方は最初は戸惑うかもしれません。作り手の意図としては、第二の楽器のように直感と耳(身体)を頼りにして、ダイヤルを操作しながら、能動的に音・音楽に関わって、勘どころ(スウィートポイント)を掴んでいくようなアナログ機器ならではの醍醐味を体験して頂きたいと思っています。自分なりの「目盛り」をマーキングしてもいいですね。
また「演奏する」ことに特化した平型・傾斜型ケースタイプ『黒箱 KUROBAKO』、入門機種mini peqもあります。イコライザの固定観念に囚われず、とにかく使い倒して音と遊ぶ楽しさを実感して頂きたいと思っています。
◎詳細は「アナログ式」オンラインショップをご覧ください。
【IMAI式のパッシブ・イコライザ】
受動素子だけで構成したパッシブ回路によるオリジナルのイコライザです。チャンネルあたりロータリースイッチ2個+POT2個の計4個のパラメータが関連して、サウンドをコントロール/イコライジングします。補正するという発想から一歩出て、積極的に音に関わる、演奏するように楽しむことも出来るユニークな機材です。
DELTA BLUEの筐体が新しくなりました[2018.12.08]
※ゲインブロックを使用したアクティブEQも製作しています。
演奏向きの平型・傾斜型タイプです。
例えばデジタル・シンセにつなぐと、アナログ・シンセのような操作性や音の質感が得られます。もちろんアナログ・シンセとの親和性は高いです。もちろん本来のイコライザとしてもお使い頂けます。クリエイティビティが刺激されるユニークなイコライザです。
◎ご質問・ご相談・お見積りはお気軽に(無料です)。詳細はオンラインショップをご参照ください。
メール:analogmode21@gmail.com
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